この海に居ること

人生ゲームの消化試合

ウルトラマンティガというヒーロー①

1996年から放送された平成一発目のウルトラシリーズだが、とにかくティガというキャラクター自体がめちゃくちゃカッコいい。顔の造形、配色、スーツアクターのスタイル(特に権藤俊輔氏)、ティガ自体の神秘性、必殺技…。本当にカッコいい。タイプはマルチタイプが1番好き。でもスカイタイプも捨てがたい。パワータイプは、まあ全然いいけど他二つが頭一個抜きん出てる。

 

ティガが活躍するのはTVシリーズの本編、オリジナルビデオの外伝、劇場版がメインストーリーとなるのかな。ダイナは続編だけどティガが活躍する話とは言い難い。全52話の本編が1番良くて、後は蛇足だと思う。まあ劇場版は新タイプとグリッターティガしか見所なし。戦闘シーンはもうちょっとなんとかならんかったのか。まあ52話の中も玉石混合だけどさ。

 

僕にとって、ウルトラマンにおいてストーリーも重要だけどウルトラマン自体のカッコよさ(それは見た目も大いに含まれる)がとても重要なのだ。僕はいわゆるセブン顔ではなくやはり初代マンのような顔の方が圧倒的に好きだ。額の部分はエース、タロウ、ダイナのように真っ直ぐではなく、目の部分は初代マンのように丸い目の方が好き。

 

だから、最近の作品だとウルトラマンタイガの顔の造形(特に目)や、ウルトラマンゼロの顔はイマイチ好きになれないのだ。(ゼロがカッコいいという意見を否定するつもりは毛頭ないけど賛同はできない)

そういう点でティガの顔は好き。そして、配色も青紫色という後にも先にも見られない(オーブのはオリジナリティとして認めない)のもまたオンリーワンという感じで非常にグッド。

 

それと、近年の作品でのティガはTVシリーズほどのカッコ良さがない。スーツのプロテクター部分の角度が微妙に本家と違うし、アクターさんのスタイルも申し訳ないが権藤氏を超えられていない。マルチタイプに限って言えば、権藤ティガが唯一無二の真のティガなのだ。中村ティガのマルチタイプはNG、なぜ本編ではマルチタイプのアクターを権藤し氏で統一しなかったのか。面白くて見返したくなる話は中村ティガが多いんだよな。。。

 

夜の戦闘がめちゃくちゃ好きなのだが、そういう意味で好きな回は第25話「悪魔の審判」と第37話「花」だ。特に37話の戦闘シーンは本当に美しい。ゼペリオン光線で締めるのもグッド。

夜の薄暗い中で、ティガの目とカラータイマーが光ってるのがそれだけでとても美しい。権藤ティガならなおさらだ。

 

リーズナブルで高品質のフィギュア出ないかな〜。