この海に居ること

人生ゲームの消化試合

人生の雑記

死はエンターテイメント

フィクションに触れる時、そこには多くの登場人物の死が存在する。人が死ぬ作品は、結構ある。多くの人にとって、登場人物の死は衝撃的であったり、あるいは感動的であったりする。しかし、いつからか僕は登場人物が死ぬ時、その周囲の人間の心情を考えるよ…

僕は劇中再現をしたおもちゃが欲しい、妙なアレンジいらない

先日初代ガンダムTVシリーズを見終えて欲しいものがある。そう、ガンプラである。ガンダムといえばガンプラであり、これまでの人生でプラモデルは作ったことはあってもガンプラは作ったことがなかった。そこで、初代ガンダム(いわゆるRX-78-2)の機体を作りた…

嫌なら見るな、の違和感

自分の好きな作品に続編が出たときや、好きなシリーズの中で部分的に微妙だと思うことは多々あるだろう。そういう感想をオープンな場で発信した時、得られがちな反応の一つに「嫌なら見るな」というものがある。一見正論のようにも見えるこの言葉であるが、…

お金を使うことに罪悪感がある

昔からだが、何故かお金を使うことに罪悪感がある。別に無駄な高価な買い物をしたわけでもないのに、必要なものを買っても使ってしまったことを後々考えてしまう。「これはお金をかけていいものなんだ」と思える時が少ない。自分働い手にしたお金なのに、そ…

最終的に待ち受ける死

この社会(少なくとも日本)では人は誰でもいずれ死ぬということが忘れられがちである。人の死があまり身近にないからだ。一生の前半で経験する印象的な死は、祖父母や両親一般的であろう。ある程度歳を取れば自分の周囲の同世代でも早死にをしていく人が現れ…

大学時代の友人と話すのが1番楽しい

大学時代の友人とオンライン飲み会をした。メンバーのうちの1人は卒業後も何回か会っており話している。中学、高校の時と友人はそれぞれいるのだが、大学時代の友人と時間を共有する時が1番「安定感」があって楽しい、と感じている。もちろん1番楽しいってだ…

続編やリメイクは原点を超えられない、原点にして頂点

いつの時代でも漫画やアニメにおいて、過去の名作が完結から時を経て続編が作られたり、あるいはリメイクが作られたりする。続編が出るとなれば愛されている作品こそ盛り上がるし、リメイクが出るとなれば見たことのない過去の原作を現代の価値観に近い「馴…

生きていくほど悲しみの種類を知る

昨日とは違う悲しみを知る。人と関わるごとにその人特有の悲しみを知る。様々なフィクションに触れれば、そこでも悲しみの多様性を知る。自身に関係しそうなもの、あるいは直近では縁が無さそうな悲しみ。人の命はなんなのか。誰かを悲しみから救うために差…

両親という檻

僕たちはだいたい親に育てられて育つ。また、血の繋がった親ではなくても誰か大人に育てられる。それはまだこの世界について何も知らない赤ん坊の時から既に行われる。僕たちの社会では親が子を育てるのは当たり前だが、これって「正しい」のだろうか。「育…

誰のためにブログを書くか、そして文章を読まない人、読む人

ブログを書いていて思うのは、そういえばこの文章は誰かに向けて書いているのだろうか、ということである。当然、ブログという形式をとっているので自分以外の人にも見てもらいたい、という思いはある。しかし、「読みやすい文章」「読んでもらえるようなわ…

欲しいモノを買い続けても棚の肥やしになるだけ、なんだけど…

このところ、というか前から思ってたことがある。本当に欲しいおもちゃやモノって少ないんだな、ということ。買ったモノそのものを楽しむというより、買う瞬間一番興奮のピークなんだな、ということ。つくづく自分は物欲に支配されている、ということ。わか…

歳を重ねるごとに他人と趣味が合わなくなる

当然だ。人は生きていくうちにそれぞれの趣味を進んでいく。人それぞれ好きなものや時間をかける対象が違うし、それは歳を重ねるごとに大きく差が開いていく。そうなってくると、会話をする時にたまたま近い分野の趣味があれば話も盛り上がるだろうが、そう…

学校は誰のものなのか、子どもは大人の用意した選択肢しか受け入れられないのか

大人になって、僕は大卒だけど、それも卒業してしばらくしてから思うことがある。世の中というか、社会の仕組みとかルールって大人のためにあるものが多いように感じる。法律は勉強してきてないので子供や未成年の権利がどのくらいまで保障されているか実際…

自分で考える、自分の言葉で表現するとはなんなのか

好きな作品について調べる時、その作品に対するファンの声やレビューといったもの、あるいは実際に人とその作品について話した際に、自分ではなく他人の言葉に共感することは多々あるだろう。自分の言いたいことをうまく言ってくれたり、なんとなくぼんやり…

実物主義と断捨離 二極論の程度問題

ここでいう実物主義ってのは僕が勝手に言ってるだけの言葉であり、デジタルではなく実物をできるだけ手に入れる、デジタルではなく実物をで体験する、的な意味で使う。だから、モノは必要だったり欲しいと思えば買って手元に置いておいた方がいいのではない…

実物主義

別に自宅から一歩も出てはいけないわけではない。近所を散歩したっていいし、人と接触しない外出なら問題ないはずだ。しかし、外に出る気力すら湧いてこない。なぜだろう。今は諸事情で(コロナの影響もあるが)ずっと自宅にいていい状況なんだけど、生活にメ…

自分の道を持つ人、持たない人 あるいは失った人 〜アニメキングダムを視聴して〜

アニメキングダムの新シリーズが始まるということで、すでに原作は単行本派として全巻購入・複数回読み返していたがアニメは1回も見たことがなかったのでこの度シリーズ1から見た。キングダムは、中華統一を自分の道と語る秦国の王・嬴政と天下の大将軍を目…

溢れる情報の中で、自分の選択を信じる

このところどうも、自分の選択は自分自身が決めたのではなく誰かの影響を濃く受けているのではないかと感じることが多い。 例えばTwitterだと、タイムラインに今度こういう本が発売になります、という告知が著者のアカウントより出るとする。すると当然発売…

忙しいことは充実していることとは違うと思う

ブログを書くということは、自分の考えていることを言葉にする、外に出すという意味でアウトプットだと思う。ここ2ヶ月ほど全く更新していなかったのは単に若干の飽きを感じていたのと受動的なコンテンツ(YouTube、Twitterとか)で時間を使いがちだったからだ…

ソフビ玩具のなんとも言えない良さ〜想像力で遊ぶ〜

ソフビ人形やおもちゃといえば、僕の中では圧倒的にウルトラマンだ。しかも、昔のウルトラマンのソフビは微妙に劇中のウルトラマンに似ていないものが多かった。今は結構リアルだけど。可動部分もあるが、両腕(肩?)・腰の3箇所のみだ。でも、ポーズ固定のフ…

新しいものばかりの世の中で、大切なモノは何なのか

現代は大量の情報があちこち飛び交う社会で、目にするいろんなものから目新しい情報が入ってくる。取捨選択するのは紛れもなく自分なのだが、多くの情報の海に浸かっているうちにどこまでが自分の考えで、どこからが外部からの情報なのか境界線が曖昧になっ…

退屈な時間も人生に必要ではないか

今の仕事をしていて思うが、本当にじっくりとなにかを考える時間がない。 朝起きてぼんやりとした頭で朝食をかき込んで出勤する。僕は30分程度の車通勤だが、運転中は運転に集中しなければならない。音楽を流したとしても、音楽に集中できるわけではない。電…

人は本当に幸せになれるのか

子どもは、親に育てられる(一般的に)。だが、その親だってかつては子どもであり、親の親に育てられている。親と子では年齢が離れているから、生きる時代背景や主流の価値観が大きく異なる。自分とは異なる考え方を持つ子どもに対して多くの親は否定的だ。「…

仕事に耐え続け、人は心を失う

仕事は人生を良くするための手段であり、人生は仕事をするためではないと僕は思う。 だから、仕事で嫌な思いをし続けることは当たり前であってはならないと思うし、それに耐えることは普通では無いと思う。 でも、仕事はつまらないもんだとか、理不尽なこと…

仕事で疲れて気力がない

本当はもっといろいろ書いてみたいのに、疲れて眠い。 仕事って、楽しい仕事であったとしても人生の大半を使わなくてもいいと思う。少なくとも自分は。 みんな誰もが肉体的・精神的に違うのに、みんなと同じように、を求められそしてそれを他人に求めてしま…